声帯は、弦楽器に例えると弦の部分になります。
弦に異物が触れていると振動しないため、うまく音が鳴りません。
ですから、声帯にポリープなどの異物があると振動がうまくできずに声のかすれが起きたり、声が出づらいなどの症状が起こります。
声帯にできるポリープは、総称で「のどのポリープ」とも言えますが、次の3種類の分けることができます。
●声帯ポリープ
声帯にある毛細血管が内出血になり、こぶの様に腫れる状態です。
大きな声を出したり、急に声帯へ大きく負担がかかったことで起こる症状です。
以前は、男性に多いとされてきた症状ですが、現在の男女比はあまりないようです。
●声帯結節
声帯を使いすぎたことで、「ペンだこ」のようなしこりが、声帯の一部にできる症状です。
女性や学童期の子供、歌手などに多く見られる症状です。
●ポリープ様声帯
声帯の全体にむくみが起きたり、腫れたような症状になります。
この症状は、ヘビースモーカーに多くみられ、喫煙と関係があるとされています。
他には、加齢による声帯委縮、咽頭がん、嚢胞などが声のかすれの原因になっていることもあります。